はじめに
日々のパソコン作業ご苦労様です。
作業中はマウスとキーボードの往復で肩が凝ったり、マウス操作時は気が付けば左手を遊ばせていた。
そんな経験があなたにもお有りだろう。
EnterやBackSpace、Deleteキーがキーボードの右側にある影響で「もうEnterとかBackSpaceを左手で打ってしまえ!」と姿勢が悪くなることがなかろうか?私はあった。
そこで、右手にはボタンたくさんのゲーミングマウス、そして左手には左手用のマウス導入に至った。
その結果右手の酷使が緩和され、メンタルヘルスも改善したのでここに報告する。
ということで
キー割り当てのマウスを導入し、左手にもマウスを装備することで多少の肩凝りが改善されましたよ。さらに言えば、作業効率も上がった気がするし、ストレスも緩和された気がします。っていうおはなし。
EnterやDeleteがキーボードの右側に有るのは、左手でマウスを操るためなのではなかろうか。(一説です)
参考までに職場での配置はこんな感じ。
机の上やディスプレイ周りは汚くて見せられない。残念だがご容赦願いたい。マジ勘弁。
目次
使用環境やきっかけ
僕は職業柄(建設関係)ExcelとCAD(AutoCAD)、3次元解析ソフトを使用する頻度が高いです。
Excelにおいては、計算書とかを作成するときに、関数の入力やコピペを多用しています。
CADにおいてはEnter、Delete、Escを多用。
3次元ソフトは厄介でCtrlやShiftを押しながらホイール回転やドラッグという操作が必要になってきます。
3次元ソフトの操作に左手の小指と薬指をやられかけていた頃、ボタンが多いマウスと左手マウスの存在を知り、キー割り当てでカスタムしてみるといいのでは?と思い導入してみることにしました。
余談ですが、G600という親指側に12個もボタンがあるシリーズも候補に挙がったが、親指が12ボタン一気押しできそうなくらい太いので購入はやめておいた。
Logicool G300S の設定
左下の「モードを選択する」で3モードまでボタンの登録をカスタマイズできますが、私の頭が追い付かないようで現状1つのモードしか使っていません。
右クリック、左クリック、中央ボタン(ホイールの押込)、モードスイッチボタンはそのままにして、
左上を :[Ctrl+shift+6] (Excelにて枠線作成に使用)
左下を :[Ctrl+C] (コピー)
右上を :[Num + ] (テンキーの+、エクセルでは=と同じ意味)
右下を :[Ctrl+V] (貼り付け)
真ん中上を :[Ctrl+X] (切り取り)
にしている。
仕事で作成する計算書は類似物件からの引用が多いので切り取りやコピー、ペーストを1ボタンで出来るのは非常に重宝している。いつもありがとう類似物件。
また、+キーもエクセルで関数作成やセルのとセルを足し合わせることが多く、セルの選択と+を打つのがマウスのみで出来るのはありがたい。
[Ctrl+shift+6]は表の作成に使う程度です。
右手の装備はこちら↓
エレコム EX-6 の設定
こちらはモードの選択はありませんが、トラックボールなのでマウスパッド要らずでマウスを動かさなくていいことにメリットあり。
設定は画像中の表について上から
左ボタン (左手人差し指) :[Enter]
右ボタン (左手中指) :[Shift]
中ボタン (ホイール押込) :[Esc]
ボタン4 (左手人差し指下):[Delete]
ボタン5 (左手人差し指上):[左クリック]
ボタン6 (左手薬指) :[Ctrl]
チルト左 (ホイールを左に):[左スクロール]
チルト右 (ホイールを右に):[右スクロール]
※設定アプリのバグなのか表記と()内が違うので設定しながら確認が必要。(例:図のボタン設定では左ボタンになっていますが、実際はマウスに対して右ボタン。右マウスを基準に鏡写しになっているのかな?)
マウスの設定はどれかを右手マウスでいうところの左クリックに設定しないといけません。(右手基準ばかりで左利きの人が生きづらい世の中ですね)
左手の装備はこちら↓
EX-6の本体のスイッチについて
ホイールの下のスイッチにはLOWとHIGHがあります。
(写真はHIGH表示)
これはポインター速度の変更スイッチ。
LOW:750カウント
HIGH:1500カウント
に変更可能です。
背面のスイッチは電源と動作モードのスイッチ付き
Hはハイスピードモード
ボールを早く動かした際の追従性が高くなりますが電池寿命が短くなるそうです。
Lはローエナジーモード
ボールの追従性は普通でハイスピードに比べ電池にやさしいモード。
僕はこちらを選択してます。
一番右は電源ボタン
電源スイッチがONの状態でも未操作で一定時間経過すると自動的に省電力モードになるから常にLにスイッチ入れてます。
最後に
仕事中は両手をマウスに乗せたままの時間が多くなるので、あいつ仕事してねぇんじゃね?感が出てしまいます。僕が仕事ができる奴かは別として。
ホイールが左右についてますので画面スクロールがすこぶるしやすいです。右~左~右~左~とリズミカルかつスピーディにスクロールできます。
作業効率も上がり、心も整います。また、肩や指への負担が分散されるので、体への負担が違うことが容易に想像できるでしょう。これはもう働き方改革である。