しゅみがぼっちでぼっちがしゅみで

「趣味=ぼっちでもできること」といっても過言ではない。完全なぼっちになりきれない、ややぼっちな僕がだいたいお一人様でできる趣味や出来事について書いていくブログ。そして、見てくれた人のお役に立てたらいいのになぁ。と、ひっそりと野望を添えて綴るブログ。

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【実地問題解答例文あり】2級土木施工管理技士のおはなし

僕は2級土木施工管理技士という資格を持っています。

2017年の試験に合格しました。

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僕は設計が主な仕事なので、現場へは2級土木の受験資格に必要な年数しか従事していません。

これを見ている人は受験を控えた人だろうと思うので、少しでも参考になればという思いで綴ります。

勉強法

とりあえず過去問をやりました。

自分の場合は過去問の本を1周しか出来ませんでしたけどね。

問題は文章を読んでイメージしながら解くと良いと思います。

マンガだと読みやすいのでこちらも読んでみました。

実際読みやすく、現場経験の少ない僕でも理解をしながら読み進めることが出来ました。

試験問題

本試験の問題で印象に残っているものがあります。

『わだち掘れは、道路の縦断線形の小さいところにできる縦断方向の凹凸で、高速走行による車両の揺れにより生じる破損である。』

という問題です。

読んだ瞬間ニヤッとしてしまいました。

縦断方向の凸凹ではなく横断方向の凸凹ですね。

わだち掘れっていうのは、道路に出来るタイヤの接地箇所が掘れる現象。

車の進行方向に掘れるので、縦断方向(車の進行方向)には凹凸は生じない。横断方向

(横断歩道の進行の方向)に凹凸が生じる。

文章を読んだだけではただの間違い探しに見えるかもしれません。

しかし、イメージしながら問題文を読むと道路工事の経験がない僕でも解くことが出来ました。

簡単な計算(測量やクリティカルパス、目標スランプなど)はありますが、基本は暗記試験の様に感じました。

なぜそうするのか、どうしてそうなるのか、やらなかったらどうなるかを考えながら問題を解くと暗記と結びつけやすいと思います。

試験勉強で悩むのは実地問題

自分の経験から答えを書かないといけないし難しいですよね。

以下出題内容。

〔設問1〕

(1)工事名

(2)工事の内容

 ①発注者名

 ②工事場所

 ③工期

 ④主な工種

 ⑤施工量

(3)工事現場における施工管理上のあなたの立場

(デタラメに書いても、合ってそうなら良い気が・・・採点者はちゃんと確認するのだろうか?)

〔設問2〕では〔設問1〕で答えた工事について「安全管理」、「品質管理」、「工程管理」、「環境対策」について2つ出題されそのうち一つを論述する形式です。

つまり3つ準備していればOKってことですね。

ちなみに過去10年(2011~2020)の傾向は

2020年「安全管理」「工程管理」

2019年「品質管理」「工程管理」

2018年「品質管理」「安全管理」

2017年「安全管理」「工程管理」

2016年「安全管理」「品質管理」

2015年「品質管理」「工程管理」

2014年「安全管理」「工程管理」

2013年「品質管理」「安全管理」

2012年「品質管理」「環境対策」

2011年「工程管理」「環境対策」

でした。

もう「環境対策」は切っても良いのかなとは思います。

そして、選んだ題材について

⑴ 特に留意した技術的課題
⑵ 技術的課題を解決するために検討した項目と検討理由及び検討内容
⑶ 技術的課題に対して現場で実施した対応処置

について記述をしていきます。

ここが見たいんだろ? 実地問題例文

○○○○には工事名、◆◆◆◆には構造物名が入ります。

「安全管理」

本工事は○○○○工事で実施する◆◆◆◆の施工である。
施工位置を埋め戻してPHC杭26mを46本打設することから、軟弱地盤による杭打ち機の転倒を防止することと、ヤットコ使用後の穴への労働者の落下を防止すること等、杭施工時の安全管理を技術的課題とした。

杭打ち機の転倒防止と、ヤットコ使用後の穴による労働災害を防止するために以下の検討を行った。
埋め戻した区域内での杭打ち機の転倒防止のために、堆積土を湿地ブルドーザで掘削し、別工区で発生した砂質土を埋め戻したうえで、作業範囲に鉄板を敷くこととし、杭打ち機の安定を確保した。また、ヤットコを使用して杭を打設した後の穴には、発生土を使用して埋めることにより労働者の安全を確保した。

杭打ち時の労働災害を防止するために、現場では以下の対処処置を行った。
杭打ち機の安定を確保するために、別工区で発生した砂質土を60cm敷き均し、鉄板を走行範囲に2列で敷設した。杭打ち後は仮置きしておいた発生土を用い、ヤットコの穴を埋め安全施工を実施した。(422文字)

「品質管理」

本工事は○○○○事業で実施する◆◆◆◆の施工である。
コンクリート打設工事は8月の第1週で、昨年の同時期の日平均気温の平均値が25℃を超えていた。よって、夏季に施工する暑中コンクリートの品質を確保することを課題とした。

暑中コンクリートの施工で品質を管理するために次の検討を行った。
①工場において、セメントは一定期間貯蔵されて温度の下がったものが使用できるように検討した。②コンクリート打設前に型枠に散水して、型枠の温度を下げるとともに湿らせることを検討した。③コンクリートの打ち込み時間を短くすることにより、仕上がり面での、急激な水分の蒸発を防ぐための方法を検討した。

施工前に現場の温度計で測定したところ30度を示しており暑中コンクリートの対策を実施した。
工場への事前指示とともに、コンクリートポンプ車を日陰に配置し、練り混ぜから打ち終わるまでの時間を1.5時間以内とした。型枠には、常に散水を行うことで暑中コンクリートの品質を確保した。(407文字)

「工程管理」

本工事は○○○○工事であり、◆◆◆◆を建設するための仮設土留め工事である。掘削深6.5mの躯体を鋼矢板Ⅲ型、2段切梁で行う。躯体工事は、閉合した矢板内で行うことから、2段に交差した切梁内での繁雑な作業となり、土留め支保工の工程管理が技術的課題となった。
 工事を効率よく行う為に、次の検討を行った。① 施工は、バックホウ掘削範囲を考慮して、左右両端と中央の3ブロックに分割する。② 矢板打ち込み後、支保工に編土圧が作用しないように中央ブロックからの掘削を先行する。③ 中央ブロックの掘削後、支保工を設置しながら右側ブロックの掘削を並行作業とする。④ 支保工の計器観測もブロック毎に行い、順次各作業を実施することで工期の確保を検討した
土留め支保工の工期を確保するために以下の対応処置を行った。中央ブロック支保設置後、右側ブロックの掘削を開始している間、中央部の計器観測と安全確認を行い、右側部の支保工事を開始した。左側ブロックも同様に、ブロック毎の並行作業で工期を確保した。(421文字)

「環境対策」

この工事は○○○○工事である。
新設で◆◆◆◆を施工する周辺には、宅地が近接しており、騒音、振動を軽減させる必要があった。周辺環境の保全を行うために、打設量の多いコンクリート施工時の騒音軽減を技術的課題とした。

近接住宅に対して騒音軽減を行うために、次のことを検討した。
コンクリートミキサ車の待機場所は必ず現場内で待機させ、コンクリート排出終了時のふかし運転は禁止とする。
コンクリートポンプ車の設置場所は、宅地側と反対の位置とし、コンクリート圧送パイプ内の抵抗が少なくなるように長さ、口径を考慮し、締固めにおいても、騒音による環境保全を検討した。

検討の結果、次の対応処置を行った。
コンクリートポンプ車を道路より施設側へ配置し、宅地側への騒音を軽減させた。コンクリートミキサ車の待機場所も施設側とすることにより、宅地側の騒音を軽減させた。圧送パイプの整備を行い、エンジンへの負担を少なくし騒音の軽減を図ることができた。(400文字)


以上、試験勉強頑張ってください。

僕は1級土木施工管理技士は現場経験が足りないので受験できません。