マウスの修理依頼
妻が仕事で使っているマウスを落とした際に、マウスに隙間が出来てしまったそうで修理依頼が来た。
ちなみにこのマウスは、会社の物でなく、我が家で買ったものです。会社支給のものは有線マウスで書類とか伝票に引っ掛かってイライラするとのこと。デスクの環境を見直そうか。
こちらはワイヤレスで、大きさも女性の手にも丁度良いらしく、不満もなく使ってくれています。ブルーLEDなのもポイント高い。
Twitterにもツイートしてみた。(フォローしてみてね)
妻が職場で使うマウスを落として、隙間ができて戻らないとのことで修理。
— しゅみぼっち@はてなブログ (@shumi_bocchi) 2023年1月14日
左クリックの噛み合わせが取れていて、ハマってないだけでした。
力づくでやらんで良かった☺️
ネジはトライウィングのようなネジ形状でした。
サンワサプライのマウスはこのネジなんやろなぁ。 pic.twitter.com/gxrmMDpYip
外観はこんな感じ、大きさ比較が出来るものがあればいいんだけど・・・根性のある人は、マス目から読み取ってくれ(笑)
マウスサイズは幅72mm、長さ111mm、高さ41mmだ。
ボタンは左右ボタンとサイドボタンが2つ、ホイールの押し込みボタンの5ボタンで、dpiの調整ボタンも含めると6ボタン。
dpiは1600と800に切り替えが出来る。dpiってのはマウスを1インチ移動したときにマウスポインタがどれだけ動くかという指標。
裏側はこんな感じ。
普通のマウスだ。
電池は単4電池2本を使用します。
隙間(闇)について
落としてしまって隙間が空いてしまった様子がこちら。
こねくり回してみたけれど、外れた箇所がビクともしなかったので、分解してみることにしました。
黒のボディに、隙間(闇)が広がる。
ネジの箇所
分解するにはネジを外す必要があります。ネジが無ければ、はめ込んでるだけなので力(ちから)で。力(ちから)こそパワー。
裏側には見えるところにネジはありませんが、底のゴムシールをはがすと隠しネジが出てきます。ネジ箇所は計3か所、マウスの向きに対して、左右と下(手首)側。
写真では見事罠にかかって全部外していますが、ネジは3か所。
ネジの種類はY型という特殊な形状をしていました。
専用のドライバーを購入しても良いですが、マイナスドライバーで何とか外すことが出来ました。
まだ精密ドライバーセットを持っていない方は、購入してみては?ビットも多いし、付属の道具も多いです。
特殊ネジを採用しているのは分解対策か?
剥がしたゴムシールは再利用しました。脱脂するのも両面テープを張るのもめんどくさいし、まだシールがくっつく様子だったので。
剥がれたら考えます。
中身、そして原因
中身はこんな感じ。
使用期間も半年ぐらいしかたっていないので、掃除する必要なく綺麗。
造りも変わったところなく普通のマウスです。
隙間の箇所を注視してみると、左のクリック箇所に出っ張りがあり、付根が白くなっています。この出っ張りが引っ掛かって、はまらなかったようでした。
出っ張りは大人二人が力づくでねじ込もうとした結果、弾性変形の領域から降伏点を超え、塑性変形を起こし付根が白くなっています。(笑)破断しなくて良かった。
クリックする側、手のひらで包み込む側、上のパーツ、トップカバー、なんて呼ぶか知らんけど、そっちには出っ張りと噛み合わさるような窪みがありました。
これを噛み合わせて上下を固定するようです。
『出っ張りが折れてなくて良かった』と安堵するとともに、『落としただけなのにどうやってかみ合わせが外れたん?』と不思議に思いながら、装着していきました。
重力の恐ろしさよ。ニュートンさん、落ちたリンゴは割れませんでしたか?
高級車のグリルの様な台形をした前面は、はめ込みづらかったです。
力づくでなく観察しながら慎重に行うと、割とスッとはまりました。
以上、サンワサプライ『MA-WBL38BKの分解記録』でした。