どもども。
嵐の大野智主演、忍びの国を観てきましたよー!\(^o^)/
あらすじ
「のぼうの城」「村上海賊の娘」の和田竜が、戦国時代に伊賀忍者と織田信長軍との間に起こった天正伊賀の乱を題材にした同名小説を、「嵐」の大野智主演、「予告犯」「殿、利息でござる!」の中村義洋監督のメガホンにより映画化。天下統一に向け、諸国を次々と攻め落としていた織田信長が攻め入ることができなかったただひとつの国、伊賀の国。人でなしの忍者衆が住む伊賀の国に暮らす忍者の無門は、伊賀一の凄腕を持つ忍者でありながら、怠け者の性分で、普段は女房のお国の尻に敷かれる毎日を送っていた。そんな中、ついに圧倒的な軍勢を率いた織田軍が伊賀に攻め込んできた。武力、兵力では太刀打ちできない無門率いる忍びの軍団は人知を超えた秘策で織田軍に抗戦する。
スタッフ
キャスト
作品データ
製作年 2017年 製作国 日本 配給 東宝
上映時間 125分 映倫区分 G
以上(映画.com)より
あいにく僕はジャニオタではないですし、嵐は好きでも嫌いもないですし、むしろKinKi KidsやTOKIOの方が好きだし(ノ´∀`*)
母と買い物中だったこともあり、場当たり的に映画館に行ったこともあり、時間が近いものを鑑賞。・・・母と買い物・・・マザコンじゃないんだからね!゚ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
「銀魂」と「忍びの国」が時間的にすぐ観られそうなので2択に。
1~2時間ぐらい待てば、「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」や「ジョン・ウィック チャプター2」、「パワーレンジャー」が観られたのだけれど・・・
堂本剛も出るし、橋本環奈ちゃんも出るしどっちかっていったら銀魂がみたいかなぁかなぁと思っていましたが、半ばジャニオタ(嵐好き)の母が「忍びの国が観たい」と仰せられたので、忍びの国を鑑賞。
忍びの国に関する感想はこんな感じ↓。
coco.to
原作未読で歴史に弱いワタクシがいざ、参る!
~ここから本題~
まだ観てない人はこれより下はなるべく読まないことをおすすめしマス(見るなとは言っていない)
伊賀の忍者とはどういう人間なのかを見せられます。
舞台は伊賀の家どうしの小競り合い。
金のために行動する。むしろ報酬として金が無いと働かない。
同じ伊賀の忍者同士でも殺すし、死んでもそれがどうした?的な。
冷めた現代人のような、人種、民族。
こんな奴らを織田信長は「虎狼の輩(ころうのやから)」と言っております。
主人公の大野智は伊賀で一番の忍で満島真之介を殺せば金をやると言われ、あっさり承諾。
鈴木亮平の弟役で満島真之介は、すぐ殺られそうな存在感が良かったです。
主人公が殺られるわけもなく、満島真之介を殺る。
このとき「川」というタイマン形式が取られるのですが、
他の忍者が「川じゃ!川じゃ!」と言いながら集まってくるのが、知能指数低めで良かったです。
弟(満島真之介)を殺された鈴木亮平は激おこ!
大野智に攻撃しますが防がれ、死んだからってどうした?弱かったから死ぬんだよ。そんなに怒んなよ。的な台詞を言われ。
鈴木亮平は、こいつら人間ではない!ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!状態。テメェらの血は何色だー!!
伊賀への謀反を決めるのでした。
一方、伊賀周辺を支配していた織田家、大河内城の戦いで北畠家に勝利し、織田信雄(知念侑李)を伊勢の大河内城に入れ北畠家を掌握。
伊勢谷友介とマキタスポーツのかつての主君、國村隼を討てとの知念侑李の命令に、躊躇しながらも國村隼を打つことに、この段階では知念侑李と伊勢谷友介、マキタスポーツとの関係は主従関係ですがギクシャク。
ワタクシは戦国時代は忠義の世界だと思っているので、 織田軍の関係性の方が馴染めました、伊賀がクズばかりですから・・・(;・∀・)
場面は伊賀に戻り、十二家評定という役員会議的なやつで、
織田が伊賀に攻めてきちゃ困るなー、守ってやるから伊賀の中に城を作らせろとか言ってきたらマジ勘弁だよなーヽ(´ー`)ノハハハ
だったら織田に何人か送って、偵察なり話つけてきてもらおうよと言う話になり、鈴木亮平他何名かで伊勢に行くことに。
その頃、大野智は、鈴木亮平の弟を殺した報酬を石原さとみに渡しに行くところです。
どうやら二人の関係は、任務中に大野智が石原さとみに惚れて、「俺は伊賀で一番の忍者だから金はたんまりあるぜぇー!」って感じで伊賀に連れてきたみたいです。
実際は、金持ちっていうわけでなく、目標金額までも程遠い現状。
石原さとみには家にも入れてもらえない。尻に敷かれっぷり。
家の中の石原さとみは生活感がなく、背景が真っ黒で気味悪かったです。
そうこうしていると傷だらけの忍者が現れ、鈴木亮平が織田側についたことがわかりました。
織田側って鈴木亮平と伊勢谷友介とマキタスポーツと知念侑李って良いじゃない!!
このクズ集団をボコボコにしてください!って思ってましたよ~(ノ´∀`*)
寝返った鈴木亮平は伊賀が嫌いになったので、伊賀のクズどもを根絶やしにしてください!!
伊賀の中に城を建てると良いでしょう!アイツラ金さえ出せばなんでもやるから!
織田側は鈴木亮平が伊賀からの差し金かもって思いながらも城を作らせるわけで、作り終わった後の立川談春の「良し、燃やせ」はクズっぷりたっぷりで良かったですヽ(´ー`)ノ
完全にしてやられた織田側は鈴木亮平を攻めますが、伊賀の術なのでは?と疑います。「織田が伊賀に攻めてきちゃ困るなー、守ってやるから伊賀の中に城を作らせろとか言ってきたらマジ勘弁だよなーヽ(´ー`)ノハハハ」はわざと鈴木亮平に聞かせるために言ったのでは?やられたぜぇって感じです。
また、信長からの伊賀には攻め入るな、が知念侑李の力で伊賀を落としてみせよって言葉の裏返しなんじゃね?ヤホーイ的な考えで全員一致し、知念侑李の信長との悩みを打ち明けると、知念軍団が団結、この感じ嫌いじゃなかったです。
ただ、術の事も信長の考えの事も憶測の域を出ていない様な描写でしたので分かりづらかったです。
待ちに待った織田との戦闘シーンですが、大野智のカメラ目線やニヤついてる顔、相手を馬鹿にしたような感じ、こっちまで馬鹿にされてるようで正直受け付けなかったです。
300(スリーハンドエッド)の様なスローと早回しの戦闘シーンはよくある演出ですし、忍者なのに正面から堂々と攻撃とかあまり忍術っぽいことはなかったので「忍者の格好をした何か」対「織田軍」って感じが残念でした。
金のためにしか動かない京に逃げている途中の伊賀の人を参戦させるために、大野智が石原さとみに言われて、知念侑李や伊勢谷友介、マキタスポーツを討った物に賞金をやると言って伊賀の人が奮起する姿も下品でしたよ(ノ´∀`*)
結局、賞金のはずの北畠家の小茄子という茶器は大野が壊してお金は払わ無いですし、小茄子を大野智に託し自らの命絶った平祐奈の頼みも果たさなかったし、そのくせ、鈴木亮平の頼みは聞き入れ、伊勢谷友介には頼み事するし。
軸がブレブレで苛立ちました、伊賀や大野智がそういうやつという演出だとは思いますが・・・ヽ(´ー`)ノ
ただ変態仮面との対決は良かったです。二人共動ける俳優さんなので、CGも多い映画ですがそんなに気にならなかったです(ノ´∀`*)
ブチ切れて伊賀に戻ると、織田軍を退けたことで他国から伊賀に依頼が入ってお金ウハウハだぜ宴が行われており。大野智が十二家の一人を殺害。
なにやってんだバカヤロー!と囲まれ、大野智を殺ったら褒美をとらすとのことで「後先考えて無茶できるか!!」と大野智の男気ビッグバンが爆発。
本当に後先考えてなかったようで、石原さとみが小茄子を持ち「大野智に指一本でも触れてみろ!小茄子を叩き壊すぜ!ヒャッハー」と立ちあがる。
すると、伊賀の人の狙いも大野智から石原さとみにチェンジ、大野智がかばうも石原さとみ瞬殺。
「てめぇら人間じゃねぇ」と、石原さとみ(死体)を連れて闇に消えていきましたよ(・・;)
お前もクズ野郎のくせに・・・満島真之介を殺して鈴木亮平が切れて向かってきても気にしてなかった奴が何いってんの?ってなりました。。。
いじめた側は気づかなくて、いじめられる側になってやっと分かったって感じが歯がゆい感じでした。
俺は人の心を宿したぜって感じの後ろ姿が腹立たしかったです。いい気になってんじゃねぇよ!ってドロップキックかましたくなりました。
遅ぇよ、人の心を宿したら過去は良いのかよ!って思いました。。。
その後の戦で大野智が生前の石原さとみが気遣っていた子供を引き取った際、伊勢谷友介が「人にでもなったつもりか」と呟きますが、全くその通りですし、良い人振りやがってヽ(`Д´)ノプンプンな気持ちでした。
個人的には大野智以外のキャラの軸ははっきりしていて良かったです。大野智のキャラは軸がブレブレで石原さとみによって方向性が決まるキャラなので好きにはなれませんでした(笑)
鈴木亮平と伊勢谷友介がかっこよかったですし、かっこいいマキタスポーツが観たい方はおすすめです!