しゅみがぼっちでぼっちがしゅみで

「趣味=ぼっちでもできること」といっても過言ではない。完全なぼっちになりきれない、ややぼっちな僕がだいたいお一人様でできる趣味や出来事について書いていくブログ。そして、見てくれた人のお役に立てたらいいのになぁ。と、ひっそりと野望を添えて綴るブログ。

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映画「恋するプリテンダー」の視聴記録

ネットフリックスで「恋するプリテンダー」を視聴したので記録。

個人的にはかなり好きな映画。

作品情報

ストーリー

弁護士を目指してロースクールに通うビーは、街角のカフェで出会った金融マンのベンと最高の初デートをするが、ちょっとした行き違いによって燃え上がったはずの恋心が一気に凍りついてしまう。

数年後、そんな2人はオーストラリアで同じ結婚式に出席することになり最悪にも再会!真夏のリゾートウェディングに皆が心躍らせる中、周囲も気を遣うほどの険悪ムードな2人だったが、復縁を迫る元カレから逃げたいビーと元カノの気を引いてヨリを戻したいベンは、お互いの望みを叶えるために恋人のフリをするというまさかのフェイク・カップル契約を結ぶ。

果たしてウソつきな2人は、最高のカップルを演じきることができるのか…!?

引用:恋するプリテンダー | ソニー・ピクチャーズ公式

スタッフ

監督/製作/脚本 : ウィル・グラック
製作 : ジョー・ロス
製作 : ジェフ・キルシェンバウム

引用:恋するプリテンダー | ソニー・ピクチャーズ公式

キャスト

ビー : シドニー・スウィーニー(潘 めぐみ)
ベン : グレン・パウエル(笠間 淳)
クローディア : アレクサンドラ・シップ(國府 咲月)
レオ : ダーモット・マローニー(西垣 俊作)
ジョナサン : ダレン・バーネット(福西 勝也)
ロジャー : ブライアン・ブラウン(大下 昌之)
イニー : レイチェル・グリフィス(所河 ひとみ)

引用:恋するプリテンダー | ソニー・ピクチャーズ公式

予告編はこんな感じ↓


www.youtube.com

グレン・パウエル目当てで視聴。YouTubeで予告編は見たことがあって、気にはかけてた。
グレン・パウエルはトップガンマーヴェリックでの、冷たいし自己中心的。だけど実はルースターを認めていて、いざというときに頼りになる男、ハングマンを好演してブレイクしましたね。
僕もそれで知ったクチです。その後は「砂の城」を視聴したり、この記事を書いてるときに「ツイスターズ」も配信で視聴しました。

今作はグレン・パウエルとシドニー・スウィーニーが魅力的(*^^*)
予告編というかポスターからも伝わりすぎるほど容姿が良い。

ベンについて

まずはグレン・パウエルが演じるベンから。

ベンは適度にマッチョでスタイルいいし、早朝の浜辺での筋トレシーンは、トップガンを思わせる感じでグッときました。が、使えない筋肉「魅せ筋」ということが映画内で判明。泳ぎは短距離ならイケるらしい。ビーのことを「中身のない女」と言っていたけどそれの対比になってるのかな。
肉体美を見せるだけのシーンだったのかもしれないけれど、ごちそうさまでした。そして、とあるシーンでは、全裸になる。
良いモノ持ってそうだなと思った、どうやらデカいらしい(本人談)

ベンは非常にジェントルマンで、ただただ優しい。
最初のカフェだってビーがトイレ借りられずに困っているから助けた。と思う(元カノを引きずっていたから)。
コートを預かっているとはいうものの、ビーが出てくるまで席にも座らずトイレ近くで待ってたし、トイレ内のビーが心配で「大丈夫?」と声をかけてあげるし、コーヒーを渡してお別れしようとした後もビーが紙?(あの紙は何?)を靴にひっかけているのも教えてあげようとしたし、その後のビーからの「まさかデートのお誘い?」にも少し間をおいて少し戸惑いつつ「あぁ!(ニコッ)」ってのも好感持てるし、足についてた紙もビーにバレないように足を延ばして取ってあげてたし。まぁ紙は拾わなかったけれども・・・。

ただぁ!注文のときに「最近寝不足だったろ?」とかはいいから早く注文しろよ。後ろ並んでるぞ。とは思った。

ベンは困っている人は放っておけない、ジェントルマンなんです。

家は綺麗で物も少なくて、キッチンも片付いてる。
棚にレンチは飾ってるし、部屋にATMはあるし、パソコンではチャート開いてるしで、家はサイコパスみたいなんだけどジェントルマンなんです。

ビーがトイレから出てきたあとに紙を引っ掛けているシーンについては、妻曰く「あなただったら『なんかついとるよ?何つけとん?それおしゃれのつもりなん?ギャハハ』って言って写真撮っとるね」と言われました。私ってそんななの?
確かに、妻が左右で違う靴を履いてた時は、写真撮って実家のグループラインに流したけどさ。(/ω\)

ビーについて

次にシドニー・スウィーニー演じるビー。

まずデカいね。カフェへの小走りでばいんばいんしてるところに目を奪われ「はい、この映画5億点!」と言いそうになったけれど、まだ始まったばかりなのでグッとこらえて続きを視聴。

トイレを利用させてほしくてカフェに行ったけど、その時の会話のやり取りで法律関係の仕事なのかなってわかるところは映画の構成として良いと思った。
法律を交えて交渉するところに彼女の知的な部分と、トイレ内でのどたばた加減におっちょこちょいさが出ててキャラが分かりやすい。っていうかズボン脱いだりパンツ姿になったり水着になったりで、映画の半分ぐらい肌が露出してる。

朝ビーが出て行った理由

出会いからロマンチックだったし、一緒に料理作って食べて一緒に寝て(セックスは無し)、すごく最高だったけど一夜明けて冷静になったら恥ずかしくなったって感じなのかな。

「え、やだ、軽い子に思われちゃったかな。」とか「大人な女はこういうの慣れてるから」っていう、ビーが思い描くいい女風のを出したかったのか。

男からしたら、別れの挨拶は無しか?とは思うし、日本のドラマでありがちなのは置手紙よね。

もしくはビーは仕事だったのかもね、事務所のトイレの場所も知らない新人ってことらしいし、忙しかったのかも。

出て行ったビーをベンは「最低な子」「中身のない子」と評します。

物語が進むほどお似合いすぎて、歯痒くなる

よく波長が合うなんて言いますけれど、波ってのは上下するもので、合う時と合わない時の差が激しい。

この二人で言えば、協力して物事に取り組むときはノリもバッチリだし、喧嘩するときも相手のテンションに合わせて喧嘩できるってのはすごいことだと思う。波長会いまくりやん!と外から見てて思う。
相手に嫌われたくないから、強く言えなかったり、責められなかったりするから。
互いに同じトーンで嫌味を言い合えるのはお似合いだと思う。(海外の人はズバズバ言うイメージだから普通なのか?)

現実世界では、どちらかがムキーッってなったり、声を荒げたり泣いたりして終了。互いが同じテンションで喧嘩なんてできない。

この映画のおしゃれなところ

"章の格言"とか"時間経過"を看板とか壁とかの風景の一部に埋め込んでいる。
おしゃれなネオンで『SIX MONTH LATER』とか。そういうバーありそう!

最初はロンドンだけど、ほぼオーストラリアでの撮影のバケーション映画。どうやら監督の意向だったらしい。そのおかげでロンドンから16時間の機内でのシーンが撮れたりする。オーストラリアに向かう途中の搭乗してすぐにベンがビーに嫌味を言うシーンとか、それに対してさらに嫌味を言うシーンとかもいいし、機内でベンが聞いている曲について「なんでこの曲?」ってあるけれど、後々登場してくることが分かりやくて、何も考えずに観られた。

肌の露出がが多い。もちろん軽めなラブシーンもあったりネタも多いので多感な時期の子は親と視聴するときは覚悟して(笑)

原題は「Anyone but you」

おぎやはぎさんが言ってたけど、嫌いから好きに変わるともうずっと好き。何があっても好きみたいなことを言っていた。
夫婦間でもよく聞くのが「この人だけはないって思ってたとか、第一印象最悪だった」とか聞く。
この二人の場合は、第一印象最高だったけれど、すれ違いから、最悪に。最悪の印象だけれど、互いの利益のためにカップルを偽装することに。
この偽装ってのが「プリテンダー」

pretender(プリテンダー)は「詐欺師」「偽善者」「なりすまし」って意味なんだけど。

グッバイ♪で有名な曲がプリテンダーで、日本人に親しみがありそうっていう狙ったのかも。
原題は「Anyone but you」直訳すると「あなた以外のだれか」。

僕は「恋するプリテンダー」の方が好き。分かりやすいというか勘ぐらなくていいというか、恋愛映画に"恋する"とか入れちゃう野暮な感じとか。それよりなにより日本語+英語な感じが、「丸の内サディスティック」みたいな感じで好き(笑)。

好きなシーン

船でタイタニックしちゃうところ。からのブイにしがみついて互いの過去を話して、わだかまりが無くなるところ。そして救助ヘリに助けられる途中でのベンの安心ソングをビーが歌ってあげるところ。

嫌いなシーン

映画の都合なのは仕方ないけれど、結構ある。

まず、ビーは元カレと復縁したくない。でも両親は元カレを気に入っていて復縁させたい。そこでベンに協力してもらうのは仕方ないとして。
姉の結婚式(同性婚・・・これも時代か)に妹の元カレ呼ぶかね?
それに、映画的に同性婚である必要ってあったっけ。

次に好きな人を追いかけるためなら文字通り飛び込まなきゃいけないってことは分かった。でも救助ヘリをタクシー代わりに使うなよ。現実世界ではダメだからね。映画的にはOK。・・・ベンは金融マンでビーは法律家だから金は持ってるんでしょうけど、後から大変なことになってそう・・・
映画時間の間は仕事もそっちのけで結婚式に参加だったから仕事も溜まってそうだ。

最高すぎるエンドロール

 

ベンの安心ソングが流れつつ、劇中の見たことあるシーンで歌って踊る。
撮影の合間に取ったのかな、何回歌ったのかな、なんてのは邪推だけど、これだけで心がウキウキする。
曲も2004年リリースの曲でちょうどいい。映画のために最新の曲書き下ろしました!ってのもいいけど、僕はこういうちょっと古い曲を使うほうが好き。

ってことでナターシャ・ベディングフィールドでUnwritten!


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