しゅみがぼっちでぼっちがしゅみで

「趣味=ぼっちでもできること」といっても過言ではない。完全なぼっちになりきれない、ややぼっちな僕がだいたいお一人様でできる趣味や出来事について書いていくブログ。そして、見てくれた人のお役に立てたらいいのになぁ。と、ひっそりと野望を添えて綴るブログ。

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エルゴノミクスマウス【MA-ERGW8】のデメリットと分解のおはなし

自宅でのマウス環境はロジクールのトラックマンマーブルMT150とサンワサプライのMA-ERGW8を使ってます。

今回はサンワサプライのMA-ERGW8についてのお話です。

MA-ERGW8のデメリット

加水分解した

この記事のメインではあるんだけれど、加水分解して樹脂の部分がボロボロになってしまった。職場でもこのマウスを使っている人がいるんだけれど、同じように手に触れる箇所がボロボロになってしまってました。

DPIボタンを押してしまう

ホイールの下にDPIボタンがあるんだけれど、何かの拍子で触ってしまう様で、突然カーソル速度が変わってしまう。手のデカさが原因なのか、ポジションが原因なのか、構造上の欠陥が原因なのか不明。

職場で使っている人も同じことが起きて少しイラっとすることがあるとのこと。

デメリットは以上2点です。

加水分解は突然に

余談ですが、私がメインで使っているマウス、トラックマンマーブルは見かけなくなってしまいましたね。

そして、MA-ERGW8は廃止方向にあるそうです。
ファンの方は買い置き必須?

このMA-ERGW8、使用期間は1年ほどですが、手に触れる箇所が樹脂加工してあります。購入当初は肌触りに満足していました。ところが、次第に手触りがざらざらし始めました。

どうやら加水分解したようです。

エタノールを湿らせたキムワイプで擦ってみると、塗装が剥がれ、みっともない姿になってしまいました。

加水分解とは
反応物に水が反応し、分解生成物が得られる反応のことである。水解とも呼ばれる。このとき水分子 (H2O) は、生成物の上で H(プロトン成分)と OH(水酸化物成分)とに分割して取り込まれる。反応形式に従った分類により、加水分解にはいろいろな種類の反応が含まれる。
加水分解 - Wikipedia

エルゴノミクスマウスですが、手首外側の骨や小指付根で支えているようで、痛めてしまいました。リストレストを用いて、さらにリストレストと高さが合うようにマウスパッドも分厚い物の使用で痛みとおさらばすることが出来ました。

「こんなベトベトのマウス使ってられるかいっ!」と捨てそうになりました。
ここで思ったのです。「表面塗装取ってしまえ」と。

それではイクゾー。

表面塗装除去手順

用意する物

精密ドライバー
ネジ穴は穴の奥にいってやっと到達できるので、精密ドライバーがおススメ。

ホームセンターで買ったこれを使いました。

やすり

やすりはブログに度々登場している3Mのスポンジやすりを使用しました。
番手セットなので一家に1セットあると便利かも。

カッター

カッターはマウスのマウスソールをはがすために使用しました。実際にはナイフを使いましたが、鋭利でソールが剥がしやすければ何でもよいと思います。

①裏のネジを外す

まずは裏のマウスソールに隠されたネジを外していきます。

ネジは3か所に(裏面を向けて文字が読める方向を正として、左上、下側に2つ)隠されていました。

②樹脂パーツの除去

ネジを外し終わったら、底がカポッと取れるので分解に着手できることと思います。

内部をよく見ると、樹脂パーツの爪が引っ掛かってますので、ドライバーか何かで爪をはがしていきます。

爪は2ヶ所についていますので、折らないように丁寧に爪をはがしていきましょう。

無事に樹脂パーツを取ることが出来ました。

③やすりで削る

樹脂パーツをやすりで磨いていくと、ポロポロをカスが出てきますので、下に何か敷いて、後処理しやすいようにするか、洗面所でやるか対策を取った方が良いと思います。

番手は、一番粗い「FINE」から攻めて問題ないと思います。その後「SUPER FINE」で磨きました。気になる方は「ULTRA FINE」、「MICRO FINE」と均してもいいかと思います。

加水分解が綺麗になったサラサラの触り心地になりました。

④元に戻す

今までやった逆の手順で元に戻していきます。

樹脂があった時代とは肌触りに違和感があるでしょうが、僕はこっち方が好きだったりします。

壊れたとか、肌触りが・・・と嘆く前に分解、改造、修理してみてはいかがでしょうか。