自転車のバルブが固着した。プライヤーでつかんでネジってもウンともスンとも言わなかったのでバルブごと切断する羽目になった。
自転車の空気を入れたかっただけなのに、自転車チューブ、プライヤー、ゴム板、金切鋸の出費をしてしまった。結果から言うと、2,577円の損である。
アルミバルブ付けた日はとてもゴキゲン。今では"昔はよかった"的なグッド・オールド・デイズな気分。
デフォルトの樹脂バルブならこんなことにはならなかった。
アルミバルブキャップに変えたあのころは、あんなにウキウキしていたのに。
あぁ、あの日に帰りたい。
自転車のバルブキャップをアルミ製に変えた。
— しゅみぼっち@はてなブログ (@shumi_bocchi) 2021年5月16日
重くなることにより、遠心力が強まり、タイヤの回転も良くなる。
既存のものより3%の効率UP!
ごめんなさい、ただのドレスアップです。既存のプラスチックのが割れたので😅💦 pic.twitter.com/UNScGwxsU5
もちろんドレスアップ以外の何物でもない。
タイヤの回転が良くなったり。なんてことはもちろんない。
頻繁にバルブを触るメンテナンスをしないと、痛い目を見るぞ。
電蝕。。。シートポストであんなに苦労したのに。
電蝕
双方が違う金属の場合、イオン化傾向の弱い方に電子が移動し電荷を失った金属原子がイオンとして溶液中に溶け出すこと。
手段その1~プライヤーでつかんでねじる~
初手からプライヤーの使用。素手で回そうとした段階で『あ、こりゃ無理だ』と思ったからであります。
アルミバルブキャップを回そうとすると、バルブも動いてしまい、供回りしているような状態。
バルブをつかみつつ、アルミバルブキャップだけ回そうとしてもビクともしないので、接地面積を増やすためにゴム板を噛ませて回す作戦を取る。ついでにCRC(KURE-556)も吹きかけておく。
ゴム板も購入
300mm角なので大きめだけれど、外作業で工具置いたり、何かと切って使えたりするので十分。こんなんなんぼあっても良いですからね。
手持ちの(ラジオペンチ)ラジペンとプライヤーで挑んでいたのですが、ラジペンが滑っているので新規購入。
先細りよりもがっつり使えて良い。そして程よい大きさ。女性の手には少し大きいかも。
ただアルミバルブキャップを回すまでには至らなかった。
手段その2~バルブを切断する覚悟~
使用開始から1年ほどのチューブだけれど、覚悟を決めて切断する。
その際ついでにタイヤも交換する。
最初はバルブキャップだけ切断するつもりでしたが、猛暑の中、私にそんな器用な真似は出来ることなかった。
バルブを切る
↓
ホイールを外す
↓
タイヤを外す
↓
チューブを抜く
って感じでチューブの取り外しに成功。
ほんの数分作業しただけで破壊力抜群。
バルブの留め具はバルブキャップ側にして切ったほうが良いかも。
使用したのはこちら
GISUKE 金切鋸
金属のバルブキャップを付けている人は、自転車のメンテナンスを頻繁にすることをおすすめします。じゃないとくっ付いて大損こきますよ。
切断したバルブキャップの画像は戒めとして、スマホの待ち受け画像にしようと思う。。。